本睡眠覚醒リズム調査支援システムの睡眠覚醒リズム解析は瀬川小児神経学クリニック様に開発費用と共に仕様を提供していただき、IACが製作したプログラムです。従って本システムの販売を許諾して下さいました瀬川小児神経学クリニック様はじめ、白川先生(国立精神保健研究所)、福田先生(労働省産医研)、ご協力頂いた皆様にここで深く感謝申し上げます。
本ソフトは
@ マークシート形式の睡眠表の印字
A 記入した睡眠表のスキャナ仕様による読込、データベースへの登録
B 睡眠覚醒データのデータベースからの検索、解析
を行うソフトウェアシステムです。
■ 特徴
○付属のマークシート形式(下図)の睡眠表(2週間分:30分単位/1枚)はサインペンで対応の時間に線を引くだけで簡単に睡眠時間を記入できます。
○ スキャナ(ドキュメントシートフィーダ付であればまとめて読込めます。)で自動収集できます。
○ 収集したデータを解析することにより、患者さん(又は被験者)の睡眠覚醒状態をグラフィカルに把握できます。
○ データベース使用により、個人個人のデータを管理することができます。
○ 検索により任意の睡眠データ及び任意の解析区間の睡眠覚醒リズムを解析します。
■ 動作環境
OS
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WindowsNT4.0, Windows2000, Windows 98/ME/XP
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CPU
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Pentuim
90MHz以上(推奨200MHz以上)のCPUを搭載したコンピュータ
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メモリ、HD
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32MB以上(推奨48MB以上)のメモリ
5MB以上の空き容量をもつハードディスク
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表示装置(モニタ)
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1024×768以上を推奨
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スキャナ
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TWAIN対応スキャナ
スキャナ対応一覧
(花丸・正一郎の対応スキャナ参照)
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■ 操作の流れ
★スタートのプログラムメニューについて以下のように表示されます。
説明書(フォルダ)
データベースメンテナンスツール説明書(DbMentMan.PDF)
マークシート読込説明書(SwRmanV2_2.PDF)
リズム解析説明書(SwMan2.PDF)
睡眠リズム調査マークシート(同.PDF)(*1-2)
睡眠リズム調査マークシートについて(同.PDF)
データベースメンテナンス
はじめに(Readme.txt)
睡眠解析リズム調査マークシート印刷(*1-1)
睡眠覚醒リズムマークシート読込(*2)
睡眠覚醒リズム解析(*3)

★DBについて
本システムは基本的に一つの固定名称のデータベースを使用する前提で構築しております。
複数のデータベースでご使用になることも可能です。その際はデータベースメンテナンスツール説明書の中にその方法が記述されていますのでご参照下さい。
★操作手順
1.睡眠調査用マークシートの印字(*1-1又は*1-2)
2.マークシートの読取及び
読込んだデータのデータベースへの登録(*2)
3.睡眠覚醒リズム解析(*3)
の手順になります。
1.睡眠調査用マークシートの印字
メニューに従いマークシートを必要枚数キー入力し印字します。
Microsoft社製のWordをご使用になる場合と、Adobe社のpdfで印字する方法があります。
(1)「睡眠解析リズム調査マークシート印刷」(*1-1)
プログラムメニューの上記メニューで印刷
Wordのテンプレートが起動され枚数を
キー入力した後印字されます。
(2)「睡眠リズム調査マークシート」(*1-2)
プログラムメニューの説明書の上記メニューで印刷
Microsoft社製Wordを搭載してない方はこちらで印刷してください。
Adobe社のAcrobat(pdf形式でリーダーは無償ダウンロード可能)で印字します。
この場合はファイルメニューで印刷を指定し、枚数を設定し印刷してください。
★★2010年現在、シートはマークシートソフト「正一郎2」でシーとの読込だけでなくWEB上からも
収集が可能です。詳細は「正一郎2」のダウンロードコーナーの睡眠調査関連をご覧下さい!!。
2.マークシートの読取及びデータベースへの登録(*2)

初めて登録する場合、患者(又は被験者)さんの患者ID番号を新しく発行しその番号をマークシートにマークします。そしてメニューから「マークシート読込」を実行してスキャナからマークシートを読込みます。
「マークシートの読取プログラム」は初めてのIDを登録しようとした時、下図のような「患者プロフィールの変更」画面を出しますので氏名、生年月日等の個別情報を入力して下さい。
又は、その時点では中身を入力せずOKボタンを押して後の解析プログラムで入力する以下の方法もあります。
読込んだ睡眠調査情報はIDをキーにDBに登録されていますのでメニューから「睡眠覚醒リズム解析」を起動し、「編集メニュー」から「患者プロフィールの変更」で氏名、生年月日等の個別情報を入力します。

新規登録以降は必要に応じて複数枚のマークシート印字又は読込又は解析を起動してご利用下さい。
3.睡眠覚醒リズム解析(*3)

★データの検索
検索条件を入力して「検索」ボタンを押します。「一致」は入力された文字と一致するデータを検索し、「を含む」は入力された文字が含まれるデータを検索します。
検索した睡眠データから任意の解析区間を設定し以下必要な解析結果を検討したり、ドキュメント文書に貼り付けて文書化する等ご使用下さい。
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解析画面例
(解析区間設定画面)

(平均・標準偏差表示画面)

(ダブルプロット表示画面) 及び (睡眠率表示画面)
 
(χ2乗分布表示画面) 及び (二進相関グラフ画面)
 
(比較表示画面)(比較表示結果表示画面) 複数の患者の睡眠データを解析して比較できるようにする。
 
(睡眠覚醒データ編集画面)

※ カイ二乗分布グラフについての問合せが多く寄せられるため、以下に補足資料を用意いたしました。
ご参照いただけると幸いです。
カイ二乗分布補足資料
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